ケミカルエンジニアとは切っても切り離せない関係の「高圧ガス」。
しかし私自身、社会人になり知識ゼロから学び始めました。
そもそも「高圧ガス」とは何かすら分からない状態。
そこでここでは、どのようなガスが「高圧ガス」となるのか説明します。
高圧ガスの定義
「高圧ガス」の定義は、高圧ガス保安法 第2条で示されています。
関連条項 | ガスの種類 | 定義 |
---|---|---|
法 第2条第1号 | 圧縮ガス (圧縮アセチレンガス除く) | 常用の温度において圧力が1MPa以上で、現に1MPa以上であるもの。又は温度35℃で1MPa以上となるもの |
法 第2条第2号 | 圧縮アセチレンガス | 常用の温度において圧力が0.2MPa以上で、現に0.2MPa以上であるもの。又は温度15℃で0.2MPa以上となるもの |
法 第2条第3号 | 液化ガス | 常用の温度において圧力が0.2MPa以上で、現に0.2MPa以上であるもの。又は圧力が0.2MPaとなる場合の温度が35℃以下であるもの |
法 第2条第4号 | 第3号に掲げるものを除くほか、右の定義に該当する液化ガス | 温度35℃において圧力が0Paを超える液化ガスのうち、液化シアン化水素、液化ブロムメチル又はその他のガスであって、政令で定めるもの。 →液化シアン化水素、液化ブロムメチル、液化酸化エチレン |
ガスの種類により、高圧ガスとなる条件が変わる点に注意しましょう。
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